【渋谷ヒカリエ】名作怪談を読む―小泉八雲の世界 |
怪談「耳なし芳一」で名高い小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の作品を読みます。八雲の怪談は、日本の古い物語に取材しながら、彼自身が独自の解釈を施して短い小説に仕上げたものです。八雲の工夫はどこにあるのでしょうか。また、八雲は怪談を通じて何を訴えようとしたのでしょうか。典拠となった日本の原作と比較しながら考えていきます。
※事前予習用には、河出文庫『怪談・骨董』(平川祐弘訳)が便利です。「耳なし芳一」「お貞の話」を中心に話します。
講座コード: | 1281148 |
曜日・時間: | 土曜日 10:00~11:30 |
日程: | 11/9 |
回数: | 1回 |
持ち物: | 筆記用具 |
テキスト: | プリント |
定員: | 30名(最少開講人数:10名) |
受講料: | 2,200 円 |
講師名 河野 龍也 (コウノ タツヤ) 東京大学准教授実践女子大学客員研究員 |
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プロフィール 著作に『大学生のための文学トレーニング近代編・現代編』(共著・三省堂)、『佐藤春夫読本』(編著・勉誠出版)、「二人の夏子:樋口一葉と伊東夏子」(『文芸資料研究所年報』35)など。『佐藤春夫と大正日本の感性』(単著・鼎書房)で第28回樋口一葉記念やまなし文学賞受賞。 |